ゼロエネ住宅とは実質の光熱費がゼロになる住宅
一般住宅とゼロエネ住宅では、設備費・工事費の差額が約400~500万円と言われています。
ここでは一般住宅を建設した場合、ゼロエネ化の費用として建築費プラス500万円かかった場合(補助金なし)、ゼロエネ化費用500万円のうち補助金として200万円受給した場合の3パターンについて、イニシャルコストとランニングコストの違いを比較してみます。
表の例では住宅建築に必要な費用を35年のローンを組んで借りた場合の、トータルのコストを比較しています。
【コスト比較表】 | 一般住宅 |
ゼロエネ住宅 (補助金なし) |
ゼロエネ住宅 (補助金200万円) |
---|---|---|---|
住宅建築費用 | 1,600万円 | 1.600万円 | 1,600万円 |
ゼロエネ化費用 | 0円 | 500万円 | 500万円 |
補助金 | 0円 | 0円 | -200万円 |
費用合計 | 1,600万円 | 2,100万円 | 1,900万円 |
ローン利息 (35年2.7%) |
778万円 | 1,021万円 | 923万円 |
光熱費合計 | 720万円 | -70万円 | -70万円 |
35年の総額 | 3,098万円 | 3,051万円 | 2,753万円 |
原油、天然ガス、石炭などの化石資源や、原子力発電の燃料としてのウランなどで、日本で供給されるエネルギーの約96%を海外から輸入しています。こうしたエネルギー資源を一次エネルギーといいます。